tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

お盆の持ち方が違う→身体の使い方が違う?

フランス人と日本人ではお盆の持ち方が違うようだ。

日本人は、お盆の縁をぐっと握り締めるように持つのが普通だと思う。お盆が落ちないように。こちらの人は、親指を縁にかけない。4本の指でお盆のバランスをとっているかのようにお盆を運んでいる。何故だ。ぐっと握った方が落ちないと思わないのか。

お盆を落とさないためには、お盆をぐっと握ることではなくて、お盆のバランスを取ることだと本能的に身体が思っているとすると、日本人とフランス人の間で、運動に関して本能的な対応の仕方が違うのかもしれないと思った。

こちらでジョギングしている人を見ると、日本に比べて、足の着地がフォアフットからミッドフットの人が多い気がする。日本人は、長距離走の場合は、踵から入るのが普通だと習った人も多いので、ヒールストライクが多いと思う。自分もそれが常識だと思っていたが、NHKで、つま先着地vsかかと着地の番組を見て、アフリカ人ランナーのように走りたいとフォアフット~ミッドフットに移行した。それ以来、街を走る人が、どこから着地するか見るのが癖になってしまった。

もしかして、フランス人は、長い距離を走るために疲れない方法として、身体がフォアからミッドフットで着地するという対応をしているかもしれないと、お盆の持ち方から連想した。