tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

フランス人の想像を超えてくる緩急。でも日本人はもっとできる。

ちょっとしたことだけど、日常生活でフランス人の行動に、想像を超えてくるなと思わされることが結構ある。
朝、出社した時。皆、曜日によって、繁閑によって、かなり緩急をつけてくる。自分は日本人らしく、出社時間にブレが少ない。自分が少し遅くなったなと思ったときに、誰も来てない。
ランチの時。少し長めに、例えば90分くらい、ランチを取ってしまったな、と思った時、誰も戻ってきてやしない。
日本に働き方改革が必要だなといつも思うのはこういう瞬間。
長時間、いつも同じように働いていると自分たちがしんどいから新しい働き方を。というのはもちろんだけど、効率で負けてはいけない。
日本人としたら、少し働き方を緩めたとしても圧倒的に勝ってないといけない。
緩急の「急」の部分はどうか?日本人の方が急ぎながらもしっかり仕事が出来るし、キャパは広いし、冷静さがあると思う。勝てる点が多いと思う。先日書いたように、とにかく仕事をこなしながらキャパを広げてきた日本人のDNA的な強みがここにあるかなと。
国際的に競争に勝つには自分たちの強みを見つけて伸ばしたい。真面目さ、緻密さ、粘り強さ。粘り強さが、強く出過ぎているかな。そこを強調してると長い時間働くことになる。
真面目で緻密だから仕事が正しいレベルで早く終わるはず。フランス人が早く仕事を終わらせた結果?後で苦労してる。損もしてる。日本人には改善すればかなりうまく改革出来る余地があるのだと思う。