tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

過労死KaroshiとBoreout。

フランス人と話をしていて、日本の過労死の話になった。日本通の同僚はKaroshiという単語を知っていた。でも理解できないらしい。やることがなくて死にそうな状況-Boreout-ならよく理解できるとのこと。それもどうかと思うが、働き方というより生き方についてはややフランスが先進国か。

働き方改革に関するお詫びが話題になっているようだが、こちらにいると何だか分かる。働き方は生き方の上に乗っかっているものだから、人の生き方に向き合わないと働き方は変わらない。人の生き方はそれぞれでいいと思うが、大企業に勤めるような勤勉な日本人はきっとこうあるべしという概念があって、それを個人で、組織で、固持してしまっていることが変わりにくくしている原因かと思う。こうあるべしというのがあると思っていること自体、正解だけを追い求めさせられるような偏った教育の影響だ。働き方改革から日本は着手してるが、掘っていくと非常に根は深いと思う。