tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

この生活で何が学べるか2

人生の楽しみ方を知る。

この点において日本に先生は少ない。周りを見ても楽しんでいる感じのサラリーマンは少なかったし、楽しむのは仕事が無い日と思っていたし、楽しいことをするにはお金と時間と体力が必要だと感じていた。そして、無理に楽しんだそれは、一般的に楽しいと思われていることをやったという達成感を仲間と共有しているだけであって、何か本当に楽しいこととは違う(自分にとっての代表例はゴルフ)。フランスの大型スポーツ店のゴルフコーナーの小ささ、置いてあるスポーツアイテムの幅広さを見たとき、人々の楽しみが何か違うのではと感じた。会社の昼休みに走っている人もいるし、着替えてサッカーしている人もいる。スポーツだけでなく、日常を楽しむのが得意な人たちだと思う。おしゃべりを楽しんでいる。ゆっくり食事をしながら、その後コーヒーの飲みながら、歩きながら、公園の芝生の上に座りながら、おしゃべりを楽しむ能力に長けている。仕事の話題から離れた会話のポケットが多い。日本では楽しむ時間というのは中々ないものだと思い込んでいた。日常からどれだけ楽しく出来るかが大切だ。その日常もしっかり過ごせているか。食事の時間はとれているか、コーヒーを飲む時間はあるか、日本の会社員の一日はデザインし直した方がいい。