tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

3D採寸でオーダースーツ

フランスを中心に展開しているというAtelier.NAでスーツをオーダーしてみた。ついでにワイシャツも。

 

3Dでサイズを測定してくれるという点に惹かれた。1秒間に200箇所の採寸をしてくれるらしい。測定用の箱に入って、パンツ一丁になって光を1秒浴びたら採寸終了。画期的。PCの画面上に、サーモグラフィのような画像で自分の身体が映っていた。なるほど、街で行き交うフランス人と随分と異なる体型をしていることは分かった。

 

色々疑問点も。

 

  • 3D採寸はスーツのパンツとワイシャツ作成用らしい。

スーツのジャケットこそ、その3Dとやらで完璧なサイジングするものだと思っていた。

 

  • ジャケットは店員さんが調整。

フルオーダーではないので、自分の身体に近い型から、細部を調整していくスタイル。ここは非常にアナログ。店員さん曰く、腕を組んだ時の張り具合とか、動きやすさに関する意見が色々あるだろうと。しかし、それは、ワイシャツやパンツにも言えるんではないかなと。

 

  • ワイシャツとパンツは3D以外に細かい意見交換なし。(カラー・ボタン・ポケットなどの仕様は当然3Dの前に選択済)

サイズがピッタリ=かっこいい、ではないからなあ。パンツの長さの好みとかどうなったのかしら。また、200箇所データを取って、何をピッタリとしているのか、その定義が気になる。3Dデータを基に、最もバランスよく見えるスタイルまで提案してくれていたら脅威だけど、それはなさそうだな。今回は任せてみる。

 

出来上がりが楽しみ。次回はフランス語でスーツの話しようと店員さんに言われてしまった。スーツやワイシャツの部位をフランス語で言えるようになろ。

 

パリマラソン練習日記⑩

先週の週末に20キロ(キロ5分25秒ペース)、この週末に15キロ(キロ5分15秒ペース)走った。

 

ひそかに狙っていたサブ4はこの走力では無理だなと痛感。

 

本番では、25キロくらいまで、キロ5分20~25秒で走って、7分くらいの貯金をして、残り17キロは、キロ6分弱で走って、貯金を崩しながら、サブ4、と考えていた。

でも、今の実力だと25キロ走った時点で力尽きそう(笑)

 

この1ヶ月、マラソンのフォームについてずっと考えていた。特に接地。街を走る人や、公園で遊ぶ子どもの接地をいつも見てた(気持ち悪いですか)。

ミッド~フォアフット気味の走り、流行っているから試していたが、自分には合わない。

足首が柔らかいからか、接地した時にフワフワとした感じで、力が逃げている感覚があって。長い距離だと特にそれを感じる。タイムも実際出ない。

最終的には、ヒールストライク(気味)に戻した。自分の場合、これが一番地面に力が伝わる。踵の、少し外側で着地するような。着地場所は体の真下でブレーキにならぬよう。

感覚的にはお尻の上部を使って、地面を押していくような感覚。そして、脚が流れないうちに、腹筋を使って、膝を前に出していくような。上半身は背筋を伸ばして腰の上に乗っかっているような感覚で。

尻もデカいし、ゲルカヤノのクッションもあるので、強みを使って走ろうかと。

腸腰筋のトレーニングが楽しいので、それで、膝を前に出して脚を回転させる力をアップしようと。

20キロ走っても、脚は全く筋肉痛が無かった。尻と腹筋に少しダメージがあったので、意識している走り方はできているのでしょう。

 

レースまで1ヶ月を切ったが、パリマラソン運営サイドからは、ゼッケンとかまだ何も送られてこない。フランスだと不安になる。

クリスマスツリー、エコじゃない。

クリスマスツリーは、スーパーでも花屋でも売っていて非常に手ごろ。130センチくらいの高さのクリスマスツリーを35ユーロで買った。

クリスマスツリー、人生で初めて購入した。売っているときはネットで縛られていて分からなかったが、開いてみると、正三角形のような形。。。縦に細長いクリスマスツリーのイメージと違う。。。

クリスマスが終わったら?皆、家の前とかに捨ててしまうらしい。

なんてエコじゃないんだ。回収したら、何になるんだろう。

 

ゆるい年度末の雰囲気

会社は12月が年度末。日本でいうとことの3月。でも雰囲気はだいぶ違う。12月も仕事はクリスマス前までの人が多く、最終週は休みを取る模様。

日本人的には、年度末ってギリギリまで会社のために働くんではないのと思うが、そうではなさそうだ。

しかし、年度末を意識すると少し気合が入ってしまうもの。この12月はどのフランス人よりも多くの仕事をこなすことにする!

キャパオーバー

フランス人は表情が豊かだし、リアクションが大きいので、感情の変化には意外とすぐ気付くことができる。あまり、押し殺したりしないようだ。

最近感じるのは、フランス人はキャパオーバーになるラインが結構低いのではということ。すぐ顔に出るから分かる。真剣な表情というかしんどそうな表情が覗く。

多くの仕事に押しつぶされそうになりながらも、我慢強くやっている日本人とはちょっと違う気がする。

キャパを広げるには、キャパをオーバーした量の仕事をやらないといけない。その点、フランス人の働き方は、キャパが広がりにくいのかもしれない。

日本人のキャパなら、限られた時間で多くの仕事をこなすことは可能だと思う。実際、一日の動きを比べても、日本の会社の方が、より多くのことをこなしている。でも、一日のうちに決まる事柄が少ない。決定力不足だ。

 

ZOZOSUIT

最近のニュースで一番びっくりした。試着はめんどくさいな、そのうちなくしてほしいと思っていたが、もう実現するのかー。スタートトゥデイ、天下獲ったなと思わせるくらいの衝撃。海外には送ってくれないのかな。フランスでも無料配布してほしい。というか自分宛てに纏めて送ってくれたら、パリで配ってあげたいくらい。

サイズ感はあっていても、あとはシルエットだな。昔、高島屋でイージーオーダーのスーツを作ったときに、サイズはぴったりなのに、シルエットがダサくて結局着なかった。ZOZOSUITでスーツ作りたい。スタイリッシュなデザインのスーツ開発を頼みますよ。何でもデザインが重要な時代。

リーダーは最先端に触れるべき

マネージャーでも経営者でも、競合や顧客の動きだけを追っているのでは遅いような時代になってきた。

自分のビジネス分野に関係しそうな、あらゆる技術的な最先端の話に触れるべきだし、実際に会って話を聞くべき。もはや、何と何が結びついて市場を作るかわからない。そういう時代に、組織を率いる立場の人は、そこを見ておかないと違う方向に組織を持っていってしまうことになる。最先端のテクノロジー、技術、サイエンスに触れる。その為のルートをつくるのも一つ重要な仕事なのではないか。英語の文献、いろいろ読んでみようかな。