メトロで読書

パリでメトロに乗っていると、乗客が本を読んでいる姿をよく目にします。そして、かなりの確率でその本が非常に古い。おそらく古本なのだと思いますが、紙の色が、黄色を通り越して渋い茶色になっているペーパーバックを若い女性が読んでいたりします。紙質が悪いからすぐ劣化してしまうのか、それとも本当に古いのか。とにかく、そんな姿を見て、古本として文学が人から人に伝わっているんだなあ、と勝手に文化的に豊かな街に来たような気分を味わっています。

私はというと、カタカナで読み方が書いてあるフランス語会話の入門書を読んでいます。よく横の席のフランス人が不思議そうに私の本をチラ見して来ます。フランス語が話せない日本人であることを思いっきり晒している状態です。ここからどこまで上達するか。

【本日の懸垂】

してません。