tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

銀行の今後を考えた

金融の未来を考える。

投資をして少しくらい金が増えても面白くない。大切なのは、若干増えたかもしれないその金を使って、どう人生を楽しむかということだと思う。

子供のため、孫のためにお金を残したい。残したいというのはよいが、それでは銀行は金庫と同じ。残された方も、それを使ってどう人生を最大限生きるか、そこに興味がある。銀行の投資商品で解決するような話ではない。

これまでは人生設計のお手伝いといいながら、自らの商品を売り込むだけであったが、お金って、こう使ったら人生楽しいのではないですか、と踏み込んだ話をしていかないと面白くない。

なんてことをぼーっと考えていたら、異業種から参入している銀行は、そもそもそっちのアプローチで来ているんだった。

貯蓄から投資へ。銀行は、日本人に対して投資という慣れないエリアに導きながら収益を上げようとしているが、異業種系は「消費」からやってきた人たち。身近な消費と結びついている金融サービスの方が強いか。こう考えると、銀行がこれまでの形で残るのは難しそう。とくに個人向けは。自分は、銀行の支店に行った経験は、おそらく10回もない。大半の若者もそうだと思う。ニュースをみたら、みずほFGが2021年までに1割人員削減をするらしい。もっといらなくなると思うけどな。