tokyo-pull up-barの日記

フランスでの生活で気づいたことを書いていくブログです。

ダイナミック・プライシング IN フランス

毎日ゲルカヤノ24を履いていたいが、仕事の時は革靴を履いている。

はじめてフランスで革靴を買った。

99ユーロのUチップ。履き心地は結構いい。日本で履いていた2万円台半ばの革靴と変わらない。毎月1足くらい買い足したい。

今は、夏のソルドと冬のソルドの真ん中あたりに位置していて、理由はよく分からないが、世の中的に結構値引きがされている。今回購入した革靴も30%オフ。モノが定価で売られている時期が短くて、定価の意義が薄い国な気がする。 

価格といえば、先日、日経掲載のFTの記事で、アマゾンなどの企業は、需給によって価格をすばやく変更するダイナミック・プライシングというのをやっているとのことだった。旅行会社も顧客の検索パターンを見抜いた上で、ニーズがありそうなものの価格を上乗せしているとか。エコノミストの間では、価格差別と呼ばれているらしい。

フランスでは、同じスーパーでも、立地によって同じものでも価格が違っている。分かりやすいのが観光地に近い場所のスーパーの高いこと。特に飲み物は高い。ダイナミック・プライシングは既に身近なものだった。

その昔、予備校の授業料は、高校の名前や模擬試験の結果で、だいぶ差があった。ある人は75%オフ、ある人は50%オフ、ある人は無料、など。こうなると満額ってのは何だと思ったことを思い出したが、価格差別には随分昔から接していた。